第1回大藪春彦新人賞受賞作、赤松利市著「藻屑蟹」が最高に面白い!

最近はビジネス書やら自己啓発本やらを読むことが多かったんですが、久しぶりに小説を読みました。受賞作だから読んでみた、というわけではなく、なんか人気あるっぽくて気になったので、という感じで、強い思いがあって読み始めたわけではないです。

ただ、いい意味で予想を裏切られる形で非常に面白い作品でした。

表紙とか全く見ないで読み始めたんで、読み終わった後に知ったんですが、著者は62歳で住所不定の無職、なんですね。なんかすごい(語彙力

読んだ感想

本作品は、あの3.11、あの福島原発を題材にした作品です。

サクッと読める本なので実際に自分で読んでみた方がいいと思うので詳しくは書きませんが、避難民のこと、除染作業員のこと、周辺住民のことなど、読む人が読んだら発狂しそうなセンシティブな部分に切り込まれていました。

まぁフィクションなので、というところですが、いやこれノンフィクション?と感じる部分も多々あります。まぁ個人的には、ですが。

で、ノンフィクションと感じたからこその面白さがありました。本作はフィクション小説ではありますが、文春とかそこらの週刊誌がドーン!と特集組んで記事書いたとしても、両者に差は殆どないのでは?という印象です。

そしてこれを受賞作に選ぶ方もなかなかの英断。これは賛否あるんじゃなかろうか?作中には避難民を蔑んだ表現があるので、ね。amazonのレビューにもありますが、闇の部分にかなり切り込んでいるなと。

朗報!続編あり!

なななんと、本作は2、3、4と続編の配信が決定しています!配信日は今月の26日(2018/10/26)ですね。

バラで1〜4巻まで買うと、一冊199円なので、800円弱。合本版なら699円でちょっと安いので、最初っから全部読む!って決めてるんであれば合本版の方がオススメですかね。

僕は、そうですね、合本版を買う予定。

最近は全く小説読まなくなってたんですが、こういう面白い本を書いてくれるクリエイターには積極的にお金を落として、どんどん新しい作品を生み出してほしいですねぇ。

この方、noteとかで週1更新のエッセイをマガジンで出したらかなりいい活動費になるのでは?ぜひやって欲しいですね。

いやーどこぞのブロガーとかどこぞのYouTuberとかの全く中身のないコンテンツを量産してる人たちとは比べ物になりませんわな…。