日本の「技術軽視」の風潮と、大企業が今まさにやっていくべきことを考える

もう昨年のことになりますが、ファーウェイの初任給月40万が非常に話題になりました。もう昨年の話なんですねぇ、これ。

>>ファーウェイの初任給月40万円が話題 「普通に就職したい」「優秀な人は流れていっちゃう」 | キャリコネニュース

リクナビ2018に掲載されたファーウェイ・ジャパンの求人広告によると、募集職種は「通信ネットワークエンジニア」「端末テストエンジニア」「端末アフターサービスエンジニア」「研究職・アルゴリズムエンジニア」の4つ。月給は学士卒で40万1000円、修士卒で43万円に設定されている。年に1回以上は賞与があるというから、賞与が月給2か月分だとすると年収は初年度から560万円以上になる。

僕ら日本人の感覚からすると、「そんなに出すのか!」という感覚(僕も今年33歳なんですが、年収560万なんて到底…)なんですが、ファーウェイからすると、「たった年収560万で日本の技術者を買い叩いている」感覚なんですよね。

何が言いたいかというと、日本は技術に対して全く対価を払わない風潮が昔からあります。ノーベル賞クラスのことをやってのけても、寸志程度のボーナスしか貰えないと聞きますしね。

で、今日そういう技術軽視にまつわる記事が上がっていたのでご紹介。

>>日本でリストラされた技術者が台湾企業で大活躍しているのを見て、本気で恐怖を感じた。 | Books&Apps

まぁTweetしてる通り、そうだよねという感じしか受けなかったんですが、普通に考えて、これ、もっとやりようがあるんですよね。特に、体力のある大企業ならなおさら、です。

企業の「投資」は今や「設備」ではない

最近やたらと内部留保内部留保言われるじゃないですか。実際相当な額貯めてるんですけど。もちろん中にはキャッシュではない不動産やら有価証券やらもあるんでしょうけど、キャッシュも相当あるはず(もし違ったらご指摘ください)。

じゃあこれを投資に回せよっていうのがよく言われることなんですが、これからの内需を考えると容易に設備投資なんてできないわけです。そもそもが人口減ってますし、シェアリングエコノミーなんて言葉も出てきてるわけで、昔のように作ったら売れる時代じゃあないんですね。

そこでやるのは何か?

先述したように、「設備」ではなく「人材」投資なんです。わかってると思うけど。

僕も以前は大企業に所属していたので雰囲気わかるんですが、窓際族ってのは、本当に実在します。あれ、都市伝説じゃないんですよ!そしてこの窓際のオジさん達は、本当に仕事をしません。仕事をしてるフリだけしています。

一方で、このオジさん達が無能なのかっていうと、別にそうじゃないと思うんですよね。仮にも厳しい時代を生き抜いてきた猛者なわけで。僕ら若輩者とは経験値が違います。

だったらこの人達をリストラするんじゃなくて、新規事業やってもらえばいいじゃないか、と。

早期退職とかで外に出すんだったら、それだけ退職金も積まないといけないし、早期退職って逆に優秀な人材を流出させるだけだったりします。

だったら、外部から逆に優秀な人材を探してきて、オジさん達は手足として働いてもらえばいい。オジさんは経験値をあるから、実際に仕事を回すこと自体は問題ないはずです。本当に無能だったら、この時点で切り捨てればいい。

要は遊休人材が多いんです。これ、なんとかしていきましょう。