エンジニアの採用において重要視していること

ここ最近、エンジニアメンバーの採用にもちょこちょこ顔を出すようになってきました。

多分採用に関わるようになってから、半年くらいは経過したと思います。その間にプロパーやSES契約の人、派遣契約の人、一通り経験してきて、どういう基準で僕はOKを出しているのか、を言語化しておこうと思います。

どういう契約かによって僕の判断基準は異なりますが、今回はプロパーの採用について、です。

きっかけはこちらのエントリで、「入り口のところでちゃんとフィルターする」というワードを見たからです。このエントリ自体は採用というか、マネジメントの方の話だったんですが、いいきっかけになりました。

>>エンジニアリングマネージャーという仕事について - kobakei’s blog

僕が採用で重要視していることは、

  • 継続して成長できそうか
  • お互い切磋琢磨していけそうか

の2点です。エンジニアとしての採用ではあるものの、今ある技術力はほとんど見てません。まぁそれなりに経験があればいいかなという感じです。それは別に個人としてのプロジェクトで、実務としては未経験でも僕は気にしません。

とは言え僕だけの判断で採用を決めるわけではなく、技術面に関しては他のメンバーが気にしていたりと、そのあたりのバランスは取れていると思いますのであしからず。

今ある技術力を見ないのはなぜか

先に今ある技術力を重要視していない理由を書いておきます。

「エンジニアはスキルが全てだろ!」と言われるとまぁぐうの音も出ないしおっしゃる通りなんですが、僕はさほど重要視していません(めっちゃ高給を希望されているのであれば見ますが)。

なぜかというと、「スキルは頑張ればつく」からです。また、「今あるスキルはどんどん陳腐化していく」からです。

例えば、僕は今までWEBメインだったので、ネイティブアプリはほぼ経験がありません。でも仕事でやるとなれば、そこから頑張って身につけていくわけです。別に今、そのスキルを持っておく必要は全くありません。もちろん持っておくに越したことはないですが、必要条件ではないです。

加えて、少し前まではAndroidはJava、iOSはObjective-cだったわけですが、今はそれぞれKotlin、Swiftです。今ネイティブアプリエンジニアを採用するとして、「Javaでめっちゃ書けます!」って言われても正直全く魅力ないじゃないですか。

だから別に今どれくらいのスキルがあるかどうかは、基本的には気にしません。仮にJavaの案件があるからJavaの人を採ったけど、それがなくなったらどうもこうもならないような、そんな人は別に欲しくないんです。

そういうケースならフリーランスの方とかにお願いすればいい話で、契約によってニーズが異なるってだけです。どちらが良いとか悪いとかの話ではなく。

継続して成長できそうか

ではここからが本題。

まず重要視している1つめ、「継続して成長できそうか」。これは先程も少し書いた、今あるスキルはどんどん陳腐化していくって話とほぼ同じなんですが、IT業界は技術の移り変わりが非常に激しいです。

最近で言えば、Rails人気は下落の一方で、Laravelへの移行をしている企業があったり、福岡界隈では、ElixirのフレームワークであるPhoenixも人気が出てきたりしています。

エンタープライズ系の案件であれば、Javaとか、レガシーなシステム組んでるとかはCOBOLとかで、一つの枯れた技術を使い続けることも珍しくはありませんが、ベンチャー企業は必要であれば新技術をどんどん採用していきます。

僕がIT業界に入ってからでも、インフラはオンプレからクラウドが当たり前になり、jQueryでゴリゴリ書いていたフロントはVue.jsやReactで書くようになり、バックエンドはサーバーレスになり、と数えきれないくらいの変化が起きてます。

全てをキャッチアップする必要はありませんが、必要に応じて必要なものをキャッチップする必要は、必ずあります。

なので、今後、そういうパフォーマンスを出せる人かどうか、という部分を重要視しています。

お互い切磋琢磨していけそうか

次に2つめ、「お互い切磋琢磨していけそうか」。

これは、プロパーとして働く以上、お互いが気持ちよく働ける必要があります。弊社はまだ出勤という概念があるので、ファイストゥフェイスでのコミュニケーションもあるし、チャットでのコミュニケーションもあります。

今後リモートワークが導入されたとしても、なんらかの方法でのコミュニケーションは必ず発生します。

切磋琢磨とか難しい感じで言いましたが、要は「一緒に働きたいと思えるか」どうかってことです。

僕は基本的に嫌いな人とかはいないんですが、それでも苦手な人とか、ちょっと一緒には働きたくないなと思う人は、少なからず存在します。なので、そういう人は予め採らない。そうすることで無駄な感情を持つことなく、気持ちよく働ける環境になると思います。

「お前の好き嫌いで決めるのか」という意見があるかもしれませんが、そうです、としか答えられません(前述した通り、僕だけの意見で採用が決まるわけではないのであしからず)。会社のカラーって絶対どこの会社もあると思うので、そこに合うかどうかって大事じゃないですか。

採用されなかったからといってどうってことはない

採用は一期一会です。

採用する側も、される側もタイミングがあるので、ちょうどお互いのタイミングが合致した時だけ採用に至ります。

スキルが足りないとか、何か問題があるとか、そういうところじゃなく、ただただタイミングだと思うんです。

僕自身、転職のタイミングで何社も受けて何社もお祈りメールをもらいましたが、今ちゃんとこうしてエンジニアとしてバリバリ開発していますし、採用にも携わるようになってきました。

だから、大丈夫です(何が。

とは言え、こういう一期一会な普通の採用って非常にもったいないんですよね。数回の面接で判断しないといけないので、その人の人となりを完全に見ることなんてできません。もちろん採用人事の人とかはそういうスキルがあるんでしょうけど。

なので僕はリファラル採用がいいと思ってるんですよ。長くなるので、この話はまた別で書きましょうかね。